エギングに特化したシマノの最上位リール【21セフィアXR】

2023-04-04

シマノから発売されているハイエンドリールには、ステラやヴァンキッシュが有名ですが、今回紹介するリールはエギング専用モデルであるセフィアシリーズのハイエンドモデル「21セフィアXR」です。

購入した機種は「21セフィアXR C3000S」となっており、レビューを兼ねて特徴や使い心地などを紹介していきたいと思います。

セフィアXRの基本性能

簡単に基本性能をまとめて説明すると

巻心地が滑らかかつ軽やかで、キャストでの飛距離もありイカを掛けた時のドラグも安定していて、咄嗟のドラグ調整もしやすく、リール本体も軽量かつ高強度なボディとなっています。

しっかりと防水性能も高められていて、ラインのトラブルも激減してくれます。

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大雑把にまとめると、こんな感じです。

21セフィアXR C3000Sの本体重量は、175gとなっており実際に手に持ってみた印象は「軽ッ！」ですね。

エギングと言う釣りは、一日中シャクリ続ける動作が多くタックルの重量が重たければ重いほど疲れやすくなります。

もちろん合わせるロッドにもよりますが、100g前後のエギングロッドなどに合わせるとタックルの総重量が300gを切ってくるので体力的にもかなり楽になってきます。

やはりエギングでも飛距離を伸ばすことが釣果にも直結してきます。

ロングストロークスプールは単純にキャストの飛距離を伸ばすだけではなく、キャストした時のライン放出時のトラブルを軽減してくれる効果もあります。

基本性能のラピッドファイアドラグ、リジットサポートドラグとありますがラピッドファイアドラグとは平たく言うと「ドラグの調整が良い意味で大雑把」です。

魚やイカとのやり取りで、瞬時にドラグを締めたり緩めたり出来る機能のことです。

大型のイカなどの強烈な引きや、近くに根やストラクチャーがあって走らせたくない場合に瞬時に調整出来るドラグは非常に有効です。

リジットサポートドラグとは2個のベアリングでドラグを支えており、回転性能の向上とスプールの安定感を向上する機能となっています。

こちらも大型のイカや不意に魚が掛かったりすると、スプールからラインが「ギャーッ」と出ていく時にスプールのブレを安定してくれる効果があります。

リジサポに関しては「そんな機能は必要ない」と言う方も多くおられますが、不意に大物が掛かった時には必要な機能だと思います。

スプールをコマに例えたら、安定して回ってるコマがリジットサポートドラグ機能が搭載されており、止まりかけの上下にブレるコマが非リジットサポートドラグのスプールだと思って下さい。

せっかく大物を掛けても、ブレて安定しないスプールより安定した回転でドラグ性能をしっかり発揮してくれる方がバラすリスクを大幅に軽減してくれます。

今回、21セフィアXR C3000Sに合わせたロッドは15セフィアSS R806M(111g)になります。

キャストの性能に関しては、ロングストロークスプールの恩恵は「これは凄い！」と言うほど飛距離が伸びる感じはしませんでしたが、キャストした時の糸抜けはスムーズで気持ちよくエギを飛ばすことが出来ます。

キャスト、アクション、イカを掛けた時のやりとりなどトータルバランスではしっかりと完成されておりストレスフリーでエギングを楽しむことが出来ます。

エギングをこれから本格的に楽しまれる方にオススメのリールです。

リール本体重量が＋10gされますが、ダブルハンドルは回転が安定しやすく、ハンドルノブを掴みやすいメリットがあります。