サワラやブリなどの大型青物と戦えるタックルを揃える為に選んだリールが20 ストラディックSW 6000XGと今回紹介する21 コルトスナイパーBB S100MHとなります。
僕の行くエリアでは、大型と言っても~8kgくらいまでのサイズが多いのでMHの硬さを選んでみました。
中型が主なアベレージサイズとなり、もし大型が掛かった時でも無理なく寄せられるパワーがあるMHで必要十分だと感じたからです。
長さはオールラウンドに扱える10ftにしてみました。今まで9.6ft~11ftまでのロッドをLSJ(ライトショアジギング)で使っていましたが、やはり10ftの長さは最も扱いやすい長さとなっています。
「操作性も悪くなく、それなりに飛距離も出る」一見、中途半端な感じはしますが操作性や飛距離に尖ってないぶん、どんなシチュエーションでも問題なく使える強みがあります。
21 コルトスナイパーBB S100MHの基本スペック
- ハイパワーX
- ステンレスフレームKガイド(オールWフット)
品番 | 全長(ft) | 全長(m) | 継ぎ方式 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ジグウェイト(g) | プラグウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | グリップタイプ | リールシート位置(mm) | リールシートタイプ | カーボン含有率(%) |
S100MH | 10’0’’ | 3.05 | 逆並継 | 2本 | 157 | 293 | 2.3 | MAX80 | MAX65 | MAX3 | ストレート | 491 | UPLOCK | 99.9 |
コルトスナイパーBB S100MHの使用感
期待通り、今まで使用してたシーバスロッドと比べると当たり前ですがパワー不足感は全くなくなりました。
僕の釣行は主にジグをメインで使っているので、グラム別にどんな感じなのかを説明します。
40g…竿先に重みが十分のらないものの約60~70mくらいは飛びます。シャクる動作も軽くジグがしっかりアクションしてくれるのが伝わります。
50g…最もキャストしやすく、約80m~90mは安定して飛距離が出ます。40gのジグに比べるとシャクる動作は多少重みを感じます。
60g…飛距離は約90~100mと最も飛びますが、ジグが重いぶんシャクる動作も長続きせず疲労も早いです。
80g…MAX80gと記載されていますが、実際に使用するには無理があります。まともにキャストするのも難しいです。
プラグ…セットアッパー120やビッグバッカー128はフルキャストしても約50~60mほどです。
まとめ
BBシリーズは廉価版のロッドと思われるかもしれませんが、圧倒的にこのクラスNo.1と言えます。
スパイラルXこそ入ってないですが、ハイパワーXだけでこれだけ高弾性な仕上がりになっているのは凄いことです。
また別記事で紹介している20ストラディックSW 6000XGとの組み合わせも相性が良く、タックルバランスが優れているのでロッドの重さが気にならず軽く振ることが出来ます。
MHの硬さでもカチカチと言うほど剛竿ではなく、剛性感もあり粘りもしっかりあるような感じです。
これから本格的なショアジギングを始めたい方や、僕のようにタックルをランクアップしたい方には本当にオススメのロッドとなっています。