ライトエギングとは、ヒイカ、ケンサキイカ、ツツイカ、ヤリイカなどの小型のイカを狙う為のタックルになります。
ただ僕の行くフィールドでは、それらのターゲットを狙うことは難しく、アオリイカをメインとしたタックルとして購入しました。
きっかけは、今年は何故か2.5号以下のエギに良型のアオリイカの反応が良かったことが多かったので2.5号以下のエギをストレスなく扱えるロッドを探して辿り着いたのが「20 月下美人 メバル 83M-T」です。
結論を先に言うと、リーズナブルなライトエギングロッドとしては最高です！
yossy今回の記事では、何故ライトエギングで月下美人のメバルロッドを選んだのかを説明していきます。
20 月下美人 83M-Tの基本スペック
| 全長 | 2.51m |
| 継数 | 2本 |
| 仕舞寸法 | 129cm |
| 標準自重 | 86g |
| ルアー適合重量 | 2g〜15g |
| 適合ライン(PE) | 0.15号〜0.6号 |
| メーカー希望価格(円) | 18,300円 |
軽量なHVFブランクを搭載
軽量なHVFブランクを搭載しており、圧倒的な軽さと感度を実現しているので1万円台でもワンランク上のモデルを使っている気になれます。
エギングはシャクる動作を頻繁にするので、ロッド重量が軽ければ軽いほど疲れにくいです。
軽さ＝感度にも直結するので、イカの僅かなアタリもラインだけでなくロッドでも感じ取れるようになります。
大口径のSiCトップガイド
トップガイドはラインを傷めないSiCガイドでφ4番㎜の大きめガイドが搭載されておりラインの放出性もよく、軽いルアーも遠くまでキャストが出来ます。
エギングは基本、PEラインを使うのでトップガイドだけでもSiCなら安心して使えます。
イカや魚を掛けた時、最もラインに負荷を与えるのがトップガイドとなっているので擦れに弱いPEラインには最適なんですね。
ライトエギングに20 月下美人メバル 83M-Tを選んだワケ
ルアー適合重量がドンピシャ
ライトエギングで主に使用するエギの号数は、1.8号〜2.5号までのサイズで考えています。
メーカーやタイプによって、多少の誤差はありますが参考までに
- 1.8号 約5グラム
- 2.0号 約6グラム
- 2.5号 約10グラム
- 3号 約15グラム
月下美人 83M-Tのルアー適合重量は「2g〜15g」となっており、1.8号〜2.5号までのエギは無理なくキャスト出来る範囲となっています。
3号のエギでもキャストは出来る範囲内ですが、エギ本来のアクションをメバルロッドでストレスなく出来るか？となると考えものですし、3号以上のエギはライトエギングとは違い普通のエギングとなってくるので3号のエギは除外とします。
yossy月下美人 83M-Tの適合重量は、ライトエギングをするにあたってドンピシャなんです。
エントリーロッドだけあって価格がリーズナブル
ライトエギングのロッドは、アジングタックルやメバリングタックルを流用させて使うことが多いです。通常のエギングロッドではオーバースペックとなり、小型のエギを操作しようとしてもロッドが強すぎてエギが動きすぎたり、ロッドが重くアタリが分かりにくいなどのデメリットが出てきます。
20月下美人 メバル 83M-Tはダイワから発売されているエントリーモデルのメバルロッドとなっており、価格もネットや店頭販売でも1万3千円前後と手が出しやすい値段です。
エントリーモデルでもロッドの重さは86gとエギング専用ロッドなら、ハイエンドクラスに迫る重量です。
ティップはしっかり張りのある高感度チューブラー
購入する時、店員さんにロッドの先端を曲げさせてもらいましたが、メバリングでのフロートや大型プラグを使うことを想定しているので、ライトエギングで使うにも適度に張りのあるチューブラーとなっています。
掛け調子のアジングロッドなら、シャキッとしているティップのもあるんですが大物が掛かった時はバットパワーが必要となってくるので、やはりバットが強いメバリングロッドの方がエギングには相性がいいです。
ライトエギングでの月下美人 メバル 83M-Tの使用感
タックルの総重量が軽く疲れにくい
やはり、軽量のメバリングロッドだけあって手に持った時の軽さは段違いです。
83のロッド長に対して、200gの月下美人Xでも先重りはしますがトータル重量で300gを切るタックルは、エギングのようにシャクり続ける動作をする釣りにはタックル重量は軽ければ軽いほど楽になります。
エギングの場合は、先重りするタックルバランスだとしてもそこまでデメリットはありません。エギングでのアタリはロッドの先端を下にして取るので、多少でも先重りしてる方がアタリが取りやすいメリットがあります。
yossy極端に先重りするバランスは、シャクる動作の支障にもなるので考えないとなりません。
感度がよくロッドでもアタリが取れるようになる
エギングは基本的にラインを見てアタリを取るようにする釣りです。
83の長さでもタックル重量が軽くチューブラーティップなので、イカの繊細なアタリもエギングロッドに比べると手に伝わりやすくなります。
ラインのアタリ＋ロッドに伝わる些細な違和感があれば、今まで「エギに噛み跡はあるけど、アタリが分からずにアワセられなかった」なんて方も釣果を伸ばすことに繋がるのではないでしょうか？
軽いエギでも遠くにキャストが出来る
メバリングロッドだけあって、2号以下のエギでもストレスなく遠くにキャスト出来ます。
83のロッド長もありますが、体感で40mは余裕で飛びます。ただ、2000番のリールを今回は使っているので、2500番や3000番に変えることで更に飛距離を伸ばすことも可能です。
yossyこれだけ飛距離を伸ばせるのも、放出性の良いガイドの恩恵があるかも知れません。
2.5号のエギでも難なくアクションをすることが可能
10g程度の2.5号のエギなら、予想してた通りシャクリに合わせてしっかりとダートしてくれます。
グリップエンドも長いわけではないので、エギングで必須のシャクる動作をしても服に当たったり、取り回しが悪かったりと邪魔に感じることはありません。
ジギングロッドやワインドロッドなどのように、遠投性やワンピッチジャークを多用するロッドならグリップエンドが長めに設計されているので、エギングには不向きとなっています。
83M-Tもメバリングロッドですが、遠投に特化したパワーモデルなので実際に手にとって見てみるまではグリップエンドの長さが不安でしたが、エギングでのアクションは問題ないです。
【まとめ】月下美人83M-Tは非常にコスパに優れたライトエギング代用ロッド
ライトエギング用として83M-Tを選んだのは大正解でした。
メバリングロッドですが、ライトエギングに代用するだけでなく、ライトロックや10g前後のジグを扱うショアジギングをするにも楽しめるロッドとなっています。
価格も1万円前半で購入することができ、一本のロッドで様々なゲームを楽しめることが出来るロッドなので、リーズナブルなライトエギングロッドを探してる方にオススメです。