太刀魚のウキ釣りで、アタリがあるまでウキを眺めているマッタリとした時間も良いんですが、どうせなら待ち時間は別の釣り方で太刀魚を狙うのも楽しいです。
まず最初に太刀魚を釣るのに大切なことは、日々変わる食いのパターンを見つけてあげることと太刀魚がいるタナを見つけることになります。
テンヤなどの少し早めの動きには反応してこないけど、スローな動きにだけは反応してくるって日も多くあるのでそんな時に活躍してくれるのがタチフロートです。
タチフロート用かっ飛びHEAVY
購入したのは16gのSSタイプになります。
かっ飛びヘビーには別に20gのXSタイプもあるんですが、16gを選んだ理由としてMクラスのエギングロッドでの使用とスローな釣りが目的だったので沈下速度が7秒で1m沈むタイプを選びました。
仕掛け針なしの方を購入したので、針は自作のとDAISOで購入した太刀魚用の仕掛け針をセットするようにしてます。
ちなみに20gのXSタイプの沈下速度は3秒で1mです。
タチフロートを購入したキッカケ
去年から気にはなってたんですが、フロート単品で1800円、仕掛け針付きで2400円ほどするので購入するのには至りませんでした。
まぁ、ルアー1つでも2000円くらいするのありますがそれでも割高に感じてしまう。
しかし、一緒に行く友達が「かっ飛びヘビー」を購入したので僕も試しに使わせてもらいました。
その日はテンヤでは全くアタリがありませんでしたが、かっ飛びベビーだと投げてすぐにアタリが連発!
どうやら、その日はスローな動きにしか反応してこないようでテンヤやジグなどの早い動きには一切食い付いてきませんでした。
タチフロートで太刀魚に混ざり尺アジも釣れたのにはビックリしましたが。
アジってサンマの切り身も食べるんですね。
沈下速度が遅いので、太刀魚がいるタナを見つけやすいのも大きなメリットです。
使わせてもらって「これは使える」と思い購入することに決めました。
かっ飛びヘビーのタックル
メーカーでの推奨ロッドはシーバスロッド・エギングロッド・ワインドロッド・磯竿0号~1.5号となってますが、実際に使ってみて磯竿は長さがあるので取り回しにくく感じました。
キャスト距離なら長さのある磯竿なんでしょうが、パターンにハマれば次々と釣れるので手返しの良さを重視した方が良いです。
僕が使いやすく感じる長さは、長くても9.6フィートまでです。
19 セフィア SS S86M
16 クロステージ ワインドシリーズ CRX-832MHW
これらのロッドを所有しているのですが、エギングロッド・ワインドロッドは長さ的にとても扱いやすいです。
リールは上記ロッドに合わせた3000番台クラスになります。
かっ飛びヘビー20gのXSタイプを使用するなら、シーバスクラスのロッドを使用する方が安心かも知れません。
かっ飛びヘビーの仕掛け
こちらのセットなら仕掛け針が2セット入りなので、タックルとエサさえ用意すればすぐにタチフロートで釣りをすることが出来ます。
仕掛け針の入っていないフロート単品や、セットの仕掛け針の予備として使えるのが、DAISOから発売されている「太刀魚仕掛け2本針」です。
ちなみに太刀魚の電気ウキ釣りでも、こちらの仕掛け針を愛用しています。
こちらの写真が、かっ飛びヘビー+DAISO仕掛け針+キビナゴをセットした感じになります。
DAISOの仕掛け針は40cmの長さもあり、かっ飛びヘビーに丁度いい長さになります。
かっ飛びヘビーを使っての釣り方
基本はキャストしてから着水して、カウントを取りスローに巻いて、たまに5秒ほど巻くのを止め(食わせの間)またスローに巻き出すことの繰り返しになります。
アタリがなかったら、カウントを取り直し更に深く沈めるなどして太刀魚のタナを探し出すようにします。
アタリがあればそのタナを集中的に攻めるようにしましょう。
ただ巻きで反応がない時は、動画のように生きてる小魚のように小刻みなアクションを加えてあげるのも良いです。
かっ飛びヘビーは女性や子供でもキャストさえ出来れば、後は巻くだけになるので万人が出来るオススメな仕掛けになります。
まとめ
文頭でも話しましたが、太刀魚の食いパターンは日々変わります。
スローなアクションでしか食ってこないパターンもあるので、色々なパターンに対応出来る仕掛けを用意しておくことが人よりも多くの釣果に繋がる秘訣です。
太刀魚は釣っても楽しく食べても美味しいので、たくさん釣って楽しみましょう。