今回、多用途的に使用したいのでLT3000-CXHを購入しました。
スペックや実際の使用感などをレビューしていきます。
21カルディアLT3000-CXHの購入を検討している方への参考になれば幸いです。
3000-CXHで狙えるターゲットと釣法
ターゲット魚種
シーバス、タチウオ、アジ、マダイ、ヒラメ、マゴチ、アオリイカ、小型青物など。
淡水ならブラックバス、イワナ、ヤマメ、アマゴなど。
釣法
ルアーゲーム、本流トラウト、ライトショアジギング、エギング、ワインド、テンヤ、一つテンヤ、タイラバ、カゴ釣り、サビキ釣りなど。
この様に、3000番台のリールは汎用性も高くバーサタイルに使えるのが魅力です。
21カルディアLT3000-CXHを購入したキッカケ
僕自身、様々なジャンルの釣りをするので3000番台のリールを探していました。
普段はシマノのリールを選ぶことが多いのですが、21カルディアから「モノコックボディ」が採用されているので、今回はダイワ製のリールを選びました。
14カルディア3012Hも所有していますが、主にカゴ釣りなどのエサ釣り用として使っています。購入して何年も経ちますが、特に不具合もなく良いリールです。
14カルディアだと古すぎて比較にならないでしょ。
21 カルディアLT3000-CXH スペック
こちらから、基本的なスペックと21カルディアに採用されている機能を簡単に説明していきたいと思います。
番手 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 巻取り長/1回転 | ハンドル長さ | B/R | ナイロン糸巻き量 | PE糸巻き量 | メーカー価格 |
3000 | 6.2 | 10Kg | 205g | 93cm | 55mm | 6/1 | 8-150/10−120/12-100 | 1-200/1.2-190/1.5-170 | 24200円 |
新素材 ZAION Vとは?
ZAION Vとは、軽く、強く、腐食しない高密度カーボン素材となっており、その剛性は金属のマグネシウムに匹敵するらしいです。(「V」とはバーサタイルの意味)
ダイワのリールに採用されている樹脂素材は、ZAION、DS5、DS4とあります。
軽量性、剛性の順に並べると
DS4<DS5<<<ZAION V<ZAIONの順になります。
ミドルクラスのリールで、最高峰のZAIONに迫る性能を持つZAION Vが「21カルディア」に搭載されたのは革命です。
モノコックボディとは?
モノコックとは、そもそも「モノ」は「単一の」「コック」とは「殻」を意味します。
従来のリールとは違い、ボディカバーを廃止し直接高精度のプレートをネジ込んで固定したものがモノコックボディです。
モノコックボディにすることで、ギアを大口径にすることができパワーが増大されます。一体成型にすることでボディもたわみにくく、がっしりとしたボディに守られながら、その中でギアは滑らかに回り続けます。
そして、ひとつなぎで成型されているので海水や水なども内部に侵入しにくくなっています。
マグシールドとは?
マグシールドとは、「マグオイル」と呼ばれる磁性流体で水や埃が内部に侵入するのを防いでくれます。
メンテナンスフリーとまで言えなくても、使用後は水洗いするだけで十分そうですね。
実際に21 カルディアLT3000-CXHを使用してみて
軽さ
やっぱり、手に持ってみた瞬間の第一印象は「思っていた以上に軽い」でした。
同じ3000番でも、他を探せばもっと軽いリールはあるでしょうが、カルディアに関して十分に進化した軽さになっています。
巻心地
ギア比はXH(エクストラハイギア)を購入したのですが、これも予想を裏切られた感じで巻出しはXHとは思えないほど軽かったです。
巻出しだけでなく、巻いている時の安定性、均一性ともにムラがない感じなのは「モノコックボディ」の恩恵でしょうね。
リールも数年で、ここまで進化したんですね。
釣行で使用してみて感じたこと
実際に魚を掛けてみて、魚とのやり取りのしやすさは格段に楽になっていました。
モノコックボディ+大口径ギアの恩恵を一番に感じることが出来ます。巻き上げる力が強くなっているので、不意な大物が掛かったとしても無理なく寄せることが可能だと思います。
21 カルディアLT3000-CXH【まとめ】
2万円を切る価格で、「モノコックボディ」+新素材「ZAION V」が採用されているだけでも凄いことです。
実際に購入し、使用してみてカルディアとは思えないほどの剛性感には感心しました。
初心者から中級者の方にもオススメ出来るリールとなっています。
これだけ剛性が高くなっているなら、長く使えますからね。