エギングXと言うロッドを購入したので、リールもせっかくだからDAIWAで揃えるべく「19 エメラルダス LT3000S-C-DH」を購入してみたので今回はインプレしていきます。
これからエギングを始める方や本格的なエギング専用リールの購入を考えておられる方にオススメです。
では、19 エメラルダス LT3000S-C-DHの詳細や実際に使ってみた感想を話していきます。
購入したのはエメラルダス LT3000S-C-DH
エメラルダスLT3000S-C-DH
パッと見、釣りを始めたばかりの方は「名前の後の英数字は何?」と疑問を持たれると思います。
順を追って説明していきます。
- LTとは?
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ダイワの技術特性「LITE TOUGH」の頭文字です。(後ほど詳しく説明します。)
- 3000Sとは?
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この3000と言う番号は、スプールの深さを表していて糸巻き量に直結します。Sと言うのはシャローを表すSでありSの付いてない物は深溝となっています。エメラルダスLTシリーズでは、他に2500Sのスプールもあります。
- Cって文字は?
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この「C」はコンパクトサイズ仕様の意味で3000番と表記されていても実際はワンランク小さいボディ「2500番」となっています。ボディは2500番でスプールが3000番のモデルです。
「CH」と表示されているモデルは、ギア比が変わっておりハイギア仕様です。リール一巻きの長さがハイギアモデルの方が大きくなっています。
- DHとは?
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「DH」とはダブルハンドル仕様と言う意味です。
エメラルダスには2500番もラインナップにあるのですが、今回購入したのは3000番のダブルハンドル仕様です。
堤防からだけでなく、地磯などでもエギングをする機会があるので太めのラインを巻くことも考慮して、今回は糸巻き量のある3000番を選びました。
番手選びは、ご自身の釣り場の状況に合わせると良いですが3000番は汎用性も高く、他の釣りでも使えるのでオススメします。
ダブルハンドルにした理由は、デイよりもナイトエギングの機会が多いので手探りでハンドルノブを見つけやすいのと、細かなジャークがやりやすい理由です。
ダブルハンドルにもデメリットはあり、巻が重くなる、ハンドルの重量が重くなりバランスが崩れるなどがありますが、そんな気になる程でもありません。
19 エメラルダス LT3000S-C-DHの基本スペック
番手 | ギア比 | ドラグ/耐力 | 自重 | B/R | 糸巻き量/回転 | ハンドル長 | PE糸巻き量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3000 | 5.3 | 10kg | 245g | 7/1 | 80cm | 90mm | 0.8号-200m |
19 エメラルダス LT3000S-C-DHに搭載されている技術
ややこしい説明をしても分かりづらいので、簡単に説明していきたいと思います。
LT(ライト タフ)
ダイワの新しいコンセプトであり、LITE(軽い)・TOUGH(タフ)の頭文字を取って「LT」となっています。
リール全体を軽量化しつつ、簡単に壊れないように設計されていると言うことです。
マグシールド
リールの内部に特殊なマグオイル(磁力を持つオイル)が入っており、リール内部へのホコリなどのゴミや海水の侵入を防いでくれます。
釣行後のリールを水洗いする時に、マグシールドがあれば安心して洗えますね。
特にリールの扱いに慣れていない初心者の方には最適です。
タフデジギア
タフデジギアとは、リールを小型化する為の技術となっており耐久性や剛性はそのままに、リールを小型化するギアと言うことです。
エアローター
エアローターとは、リールを軽量化する為に肉抜きされた軽量のローターとなります。
ATD(オートマチックドラグシステム)
大まかなドラグレンジの設定さえすれば、フッキングした時のパワーはしっかりと伝わり、その後は掛けたイカや魚の動きに合わせてドラグが追従してくれることです。
簡単に言えば「しっかり掛けて、掛けた獲物を逃さない」ドラグシステム。
エギングは特にシャクったり、イカの身切れを防ぐ為にドラグ調整を頻繁に行うこともあるので、ATDの恩恵はエギングには特にありがたいです。
LC-ABSスプール
ロングキャストABSスプールが採用されているので、キャストの飛距離が向上しライントラブルも軽減してくれます。
実際にキャストしていても、バックラッシュの心配もなく快適にキャストすることができます。
ねじ込み式マシンカットハンドル
ねじ込み式ハンドルは、僕がリールを購入する中で最も重要視する箇所になります。
低価格帯のリールのハンドルは、共回り式ハンドルが採用されているのが殆どですが、共回り式はどうしてもハンドルのガタつきが気になります。
エギングではシャクル動作が必須なので、少しのガタつきでもストレスに感じてしまいます。
しかし、ねじ込み式ハンドルならガタつく心配もなくストレスなくリールの操作が可能です。
EVAパワーラウンドノブ
EVAハンドルのメリットとしては、軽さと寒い季節での釣りでもハンドルが冷たくならないと言うメリットがあります。
しかし、釣行後にはしっかりと洗ってあげないと汚れや臭いが残ってしまうので注意が必要です。
エギングで19 エメラルダス LT3000S-C-DHを使ってみて
冒頭でも話した通り、専用リールだけあって一連の作業においてストレスを感じることがありません。
リール本体の重量はダブルハンドルとのこともあり「245g」と軽量な部類ではないですが、実釣で使ってみると重さをそこまで感じることもありません。
もちろん、ロッドとのバランスもあるでしょうが。
同時に購入した「22 エギングX 83M」とは非常に相性が良いです。価格も1万円を切る値段で非常にコストパフォマンスに優れているので、これからエギングを始める方に特にオススメしたいロッドになります。
別記事の方でも紹介しているので、気になる方は参考にして下さい。
ATDの恩恵で、ドラグ操作もほぼ初期設定のまま問題なくシャクることができ、イカをフッキングした瞬間もしっかりとドラグが効いて掛けてくれます。
イカのサイズにもよりますが、500gほどのアオリイカを掛けたときは、良く走る個体だったのか少しドラグを手動で締める調整はしましたが、ATDがあれば安心して駆け引きを楽しむことが出来ました。
【まとめ】19 エメラルダス LT3000S-C-DHは、これからエギングを始めるのにはコスパに優れたリール
上位機種と比べれば、劣る部分は少なからずありますが「これから本格的にエギングを始めたい!」と言う初心者の方には十分すぎるコスパの高いリールとなっています。
僕自身、エギングを始めて間もなく、経験も多くはないですがエギング専用として作られているのは伊達ではないと感じました。
エギングとは、なかなか難しい奥の深い釣りですがやってみると本当に楽しい釣りのジャンルになります。
今はメインのショアジギングよりも、エギングが楽しすぎて夢中です。
エギングを本格的に楽しみたいのあれば、専用リールを選ぶことでストレスなく楽しむことが出来るので是非検討してみて下さい。
この記事を読んでもらって、皆様にも楽しいエギングライフを送ってもらえれば幸いです。