今回紹介する便利アイテムは、DRESSから発売されているヒップウェーダー+(フェルトスパイクソール)になります。
こんな方にオススメの記事です
- 長靴よりもっとポイントの幅を拡げたい。
- 潮の満ち引きを考えずに良いポイントに入りたい。
- サーフなどでのランディングを楽にしたい。
- リーズナブルで機能性の高いヒップウェーダーを探している。
購入したきっかけは、よくエギングに行くポイントが地磯となっており、干潮の時は長靴でも問題なくポイントまで入ることが出来るんですが、潮が満ちてくると膝上までの深さになり潮が引くタイミングを見計らう必要があった為です。
しかし、こちらのヒップウェーダー+を履いてからは潮の満ち干きを気にする必要がなくなり、好きなタイミングでポイントに入ることが出来るようになりました。
ソールは「ラジアルソール」と「フェルトスパイクソール」の二種類ありますが、地磯での使用がメインなので今回はフェルトスパイクソールを選ぶようにしました。
地磯だけに限らず、サーフ、渓流、野池などのバス釣りにも「長靴ではキツいな」と思えるようなポイントでもヒップウェーダー+があれば問題ありません。
チェストハイウェーダーに比べ、かさばることもなく軽量で着脱も楽なので膝上くらいまでの水辺なら断然こちらが使い勝手に優れています。
DRESS ヒップウェーダー+(フェルトスパイクソール)を実際に履いてみたレビューも兼ねて、詳細も紹介させてもらいます。
ヒップウェーダーとは?
ハイチェストウェーダーが胸ほどまでの位置をカバーしてくれるのに対し、ヒップウェーダーは股下までをカバーしてくれるウェーダーとなります。
長靴のように手軽に履けるのがポイントですね。
ハイチェストウェーダーは、脱いだり履いたりするのが大変で、特にトイレなどの時は不便に感じられます。
見た目は、超長い長靴ではありますがハイチェストウェーダーに比べるとかさばることもないので、釣行に持って行く時でも収納スペースもさほど必要ありません。
腰のあたりまで水深があるポイントなら、ハイチェストウェーダーが必要になってきますが、股下ほどの水深であれば圧倒的にヒップウェーダーの方が使いやすいです。
ヒップウェーダー+の詳細
- ウェーダー形状:ヒップウェーダー
- ブーツ:PVC一体成型ブーツ(日本人の足に合わせた甲高幅広のアジアンフィット)
- ソール:フェルトスパイクソール、ラジアルソール(脱ぎ履ぎしやすいキックオフ装備)
- サイドベルト:長さ調節可能
- 材質:420D NYLON / PVC
キックオフ機能があることで、脱ぎ履ぎは大変しやすいです。
特に夏場などは、ウェーダー内が蒸れてしまい脱ぎにくくなるものですがキックオフ機能があることでストレスなく脱ぐことが出来ます。
42Dナイロンはスレにも強く軽くて丈夫なのが特徴です。
実際に磯場でポイントに到達するまでに、藪漕ぎや岩場を登り降りするのでウェーダーを擦ったりしますが、簡単に破れるようなことはありません。
ブーツサイズ
Sサイズ | 24~24.5cm |
Mサイズ | 25~25.5cm |
Lサイズ | 26~26.5cm |
XLサイズ | 27~27.5cm |
XXLサイズ | 28~28.5cm |
公式より「ブーツサイズは表記より少し大きめな作りになっています」とのことだったので、僕の足サイズ26cmでMサイズを購入しましたが、それでも少し余裕がある程度大きかったのでベストなサイズ感でした。
冬の釣りでは、靴下2枚履きするので少し余裕がある方が助かります。
ヒップウェーダー+の履き心地
ウェーダー特有のブカブカした感じではなく、スリムでフィットしやすいので履いた時の見た目もお洒落で良いです。
ゴワゴワすると移動する時に気になったりするので、フィットする感じはとても好印象でした。
フィットしやすいからと言って、脱ぎ履きしにくいわけでもないので安心して下さい。
夏場はやはり暑いのは仕方ないです。夏に限らず少し気温がある日でもウェーダー内が蒸れて汗をかいてしまいます‥水の中に浸かってる間は暑さが気になることはないですが。
逆に冬は風をシャットアウトしてくれるので、防寒の役割にもなってくれます。
ヒップウェーダー+の履き方(固定の仕方)
この画像では少し分かりにくいかも知れませんが、フローティングベストのベルト部にヒップウェーダーのサイドベルトを回しバックルで固定するようにします。
サイドベルトは長さ調節が可能なので、自由な位置で固定できます。
余ったベルトをコンパクトにまとめるベルクロも付いているので邪魔になることはありません。
ヒップウェーダー+(フェルトスパイクソール)の残念なポイント
ピンが足裏に当たるのを感じる
これはフェルトスパイクソールに限られる話しですが、靴底が薄いのかアスファルトなどを歩く時に金属ピンが足裏に当たり慣れるまでは不快に感じます。
僕は気にせずにそのまま履くようにしてますが、気になる方は中敷きを使用して履くことをオススメします。
ピンの耐久性に少し不安
まだ1シーズン履いてみて感じたことですが、購入当初よりもピンが擦り減った感じがあります。
高い耐摩耗性のあるタングステンピンとは違うので、ピンが平らになるまで擦り減れば買い替えないといけなくなってきます。
釣行の頻度にもよりますが、そんなすぐにダメになるようなことはないので心配はしなくても大丈夫そうです。
ただ、磯場や渓流に行く頻度の高い方は、タングステンピンが採用されているようなウェーダーを選ぶ方が結果的にコスパが高いように感じます。
【まとめ】ヒップウェーダー+は低価格でも非常に優れた製品
価格が手頃な割に充実した装備もあり、今の所は耐久性も問題ないので「購入して良かった」と思えます。
何よりもウェーダー特有の履いた時にダブつく感じもなく、履き心地や使い勝手は軽くてしなやかで良いです。
このタイプには珍しく、長靴を脱ぎ履ぎするかのように楽なので面倒と感じることもほぼありません。
「ちょっと長靴ではキツいな」と思えるポイントでも無理なく入って行けるので、攻めれるポイントの幅が大きく拡がります。
長靴以上、ハイチェスト未満の手軽なウェーダーをお探しの方はこの機会に「ヒップウェーダー+」の購入を検討されてみてはいかがでしょうか?