サビキ釣りからのステップアップとして、お勧めな釣り方が「カゴ釣り」です。
そもそも「カゴ釣り」と言うのは堤防などから回遊してくる魚をターゲットを狙います。
カゴ釣りの仕掛けとはカゴに入れられた撒き餌と仕掛け針に刺す付けエサを水中で同調させることで、魚を寄せて付けエサを食わせて釣る方法です。
カゴ釣りの仕掛けもそれほど難しくはなく簡単に出来るので、初心者の方にもオススメな釣り方になります。
この記事を最後まで読んでもらえれば、カゴ釣りとはどんな釣りなのか理解してもらえます。
カゴ釣りで狙える対象魚
アジ、サバ、ヒラマサ、メジナ、ソウダカツオ、カンパチ、真鯛、ヒラメ、イサキ、チヌなど
時期や生息するタナによって、これらの魚を狙うことが可能です。
中層ならブリ、カンパチ、ヒラマサ、イサキ、チヌなど
底付近ならマダイや大型のチヌなどが生息しているので、カゴ釣りで狙うなら中層から底付近を狙うようにタナ調節をすると大物に出会えるチャンスが広がります。
カゴ釣りの時期
カゴ釣りではシーズンを通して釣ることは可能ですが、最もカゴ釣りに適した時期は8月から11月がハイシーズンとなります。
カゴ釣りのタックルと仕掛け
ロッド
リーガル 3号-45遠投
ホリデー磯 4号 450PTS
遠投磯竿の3号~4号(長さは4m~5m)の物が汎用性も高く扱いやすいです。
リール
19 レグザ LT4000S-CXH
21 アルテグラ 4000
リールは4000番~5000番でラインはナイロンの3号~4号
カゴ釣りでの小物
ハピソン 高輝度遠投ウキ 8号
ウメズ PEリベンジャー 8号
ウキは遠投タイプの電気ウキを選択することで、夜間やマズメの薄暗い時間帯で重宝します。
ダイワ ジェットカゴ遠投 SS(サクサススイベル付) S-6号
ささめ針 短仕掛カゴ釣り五目1.5m(堤防釣り 仕掛け)
カゴ釣りのエサ
オキアミ
アミエビ
集魚剤
挿し餌
カゴ釣りでの釣り方
①カゴにエサ(アミエビ、オキアミ)を詰める。
この時、あまりギュウギュウに詰め過ぎると撒き餌が出にくくなるので8割程度に程よく入れるようにする。
②仕掛け針に挿し餌を付ける。
挿し餌の付け方は、まずオキアミの尻尾を取り針を刺しやすくしてから切った尻尾の部分から針を入れて腹側から針先を出すように付けます。
食い渋りなどの状況に合わせて、オキアミの頭を取りエサを小さくしてやるのもいいです。
③後方を見て人が居ないことを確認して仕掛けを投げます。
④着水してウキが立ち、目的のタナまで仕掛けを沈めたら一度、竿を上に大きく煽りカゴに入った撒き餌を出して魚を寄せます。
⑤仕掛けを流しアタリを待つのですが、その際に糸フケを出しすぎると他の釣り人とオマツリしてしまうので注意するようにしましょう。
⑥暫くアタリを待ってから何も無ければ仕掛けを回収しエサを補充して投げます。
カゴ釣りでのコツ
潮目を狙う
潮目とは潮と潮の合流点となり、海中では壁が出来ています。
潮目の壁にはエサとなるプランクトンや小魚が溜まりやすく魚の絶好の捕食場となっているので、潮目を狙うようにしましょう。
タナを調整する
アタリが無い時は、こまめにウキ止めをズラし魚がいるタナを探すようにします。
タナの深さが合っていないと、いくら仕掛けを流しても魚は釣れないのでタナ調整は重要です。
まとめ
真鯛や青物など、サビキでは釣れない魚も多くターゲットとなるのでステップアップの釣りとしては最高だと思います。
僕は尺アジ狙いでカゴ釣りを良くするんですが、ウキが突然ストンと海中に沈む瞬間が堪らなく好きです。
堤防からなどの足場のいい場所からでも大型の魚を釣る可能性を秘めているカゴ釣りを是非マスターして下さい。