ルアーゲームをしていて常につきまとうのが「根がかり」のトラブルです。
無理にロッドやリールを使って、根がかりを外そうとするとタックルに負担がかかり、最悪の場合はロッドが折れてしまったりリールのドラグが壊れる場合もあります。
かと言って、手で外そうとするとラインが手に食い込み怪我をしてしまう恐れがあるので危険です。
そんな時に第一精工から発売されているカラビナキッターを使えば安心して根がかりしたラインをカットしてくれます。
カラビナキッターとは、どんな製品なのか?
カラビナキッターとは、根がかりしたラインを切断する為のアイテムになります。
D形状になっているので、バッグやゲームベストに取り付けておくことが出来るので、根がかりした時にすぐ取り外して使えるのが便利ですね。
カラビナキッターのスペック
サイズ: 93x59x15mm
ウエイト: 39g
素材: GFRP(ガラス繊維強化プラスチック含有率55%)
実際に手にとってみた大きさは、全体的なサイズが大きいカラビナって感じです。
カラビナキッターの使い方
- カラビナキッターの溝にラインを2周以上巻きつける。
- 指先でしっかりと押さえる。
- 瞬時にラインを引っ張り、ラインを切断する。
ラインの巻き付けが不十分だと、ラインが滑って上手く切断出来ないことがあるので、その時は更にしっかり巻くようにして下さい。
エギの根がかりだと、藻や海藻に引っかかることも多いので、その時は一気に引かず「ジワーッ」とゆっくり後ろに引くことで、藻や海藻からエギを外してくれることもあります。
カラビナキッターを実際に使ってみて
カラビナキッターを実際に使ってみて、良かった所と残念だった所を紹介したいと思います。
カラビナキッターの良かった所
やっぱり携帯性が良いのが強みです。
同じ第一精工から発売されている「キッター」も所持しているのですが、こちらはポケットやタックルボックス等に入れておかないといけません。
ただ、カラビナキッターに比べラインを巻く溝が広く中央の楕円が大きいので根がかりを外す時に力を込めやすいメリットがあります。
二個入りと言うのも嬉しです。
船での使用や太いPEライン用になら、こちらのキッターの方が使いやすいかもしれません。
しかし、根がかりした時にすぐ取り出せないので、少し煩わしさがありました。
カラビナキッターの残念だった所
船での釣行でなど、太いPEラインを使う時には注意が必要です。
カラビナキッターの溝が浅いので、揺れ動く船上ではラインを巻いても外れる時があります。
指の大きさによっては、カラビナキッターの溝が狭いのでしっかりラインを保持出来ず引っ張っても中々根がかりを外すのが難しい場合も。
【カラビナキッター】まとめ
僕は実際に使ってみて、第一精工から発売されているカラビナキッターは「軽さ、使いやすさ、携帯性、価格」の全てにおいて満足しています。
主にショアからの釣りになるので、PEラインの号数も太くても2号までなので根がかりしても特に問題なく使用出来ます。
比較的安全に根がかりを外すことが出来るので、持っておいて損はありません。