釣具店で購入するラインは高い!ネットで購入出来れば割安なのに、購入店でしかラインを巻き直してくれない。
こんな思いをしたことはないでしょうか?
大体の釣具店では、購入時のみに限って巻き直しをしてくれる店舗が殆どです。しかし、ラインは消耗品なので出来る限りネットで安い物を探して使えるのが節約に繋がります。
そこで紹介するのが第一精工から発売されている高速リサイクラー2.0です。
結論から話すと、こちらの第一精工 高速リサイクラー2.0は釣りを始めたばかりの初心者にはピンとこないと思いますが、ある程度の経験を経て「趣味は釣り」と言える方には必須級のアイテムとなること間違いないです。
では、高速リサイクラーがどれほど節約に優れたアイテムかを説明していきたいと思います。
- 第一精工 高速リサイクラー2.0はボールベアリングが内蔵されているので、軽い力で素早く巻きかえられる。
- 自分好みのテンションで調節して巻くことが出来る為、釣り中のライントラブルを減らせる。
- ネットで安く購入したラインでも自分で巻き替えれるので節約に繋がる。
- ラインの塩抜きや傷の確認などのメンテナンスも簡単に行えるので、ラインの寿命を延ばすことに繋がるので購入する回数も減らすことが出来る。
第一精工 高速リサイクラー2.0の使い方
高速リサイクラーを机などに取り付ける
高速リサイクラーの最大クランプ幅は43mmとなっているので、取り付ける場所の厚みに注意して下さい。
あまり強く締め付けると、取り付ける部分に傷が入ることもあるので滑り止めも兼ねてゴム板を挟んであげるのも良いです。
付属のシャフトを高速リサイクラーに取り付ける
付属品として、長いシャフトと短いシャフトが同梱されていますが、使うシャフトは基本的に短い方のシャフトで大丈夫です。
長いシャフトは連結スプール用となっています。
シャフトに付いているネジを外し、付属のドライバーで本体に取り付けます。
空のボビンんを取り付け、ラインを巻いていく
空のボビンを本体に取り付けたら、リールのラインをテープでボビンに仮止めしハンドルを巻いて、リールのラインを回収します。
空のボビン(空スプール)とは、購入したラインを巻いてあるプラスチックのことです。
高速リサイクラー2.0を使って、リールにラインを巻く方法
購入したラインをリールへ巻く時の方法は、①、②の手順は同じで③の手順の空ボビンを購入したラインスプールに交換します。
後はリールのスプールにラインを結び、リールのドラグを適度に締め、テンション調節ネジで好みのテンションに調節しながらリールのハンドルを巻いていけば完成です。
高速リサイクラー2.0があれば、自分でスプールへの糸巻きが簡単に出来る
冒頭でも話したように、ネットなどで安く購入したラインを自分で巻き替えることが可能になります。
店頭で1000円を超える同じラインが、ネットで購入すれば1000円以下なんてのもザラにありますからね。
他にはラインを反転することが出来るので、ラインが傷んできたり毛羽立ちが目立つようになってきたら裏返してあげることで、ラインの寿命を更に延ばすことが出来ます。
ラインの裏返しの仕方
- 裏返ししたいリールに巻いてあるラインを高速リサイクラー2.0にセットしてある空のボビンに巻き替える。
- 移し替えたラインを、また別の空のボビンに巻き替える。
- 「②」で移し替えたラインをリールのスプールに巻き直す。
この3つの手順でスプールの下にある未使用のラインが反転するので新品同様のラインとして使うことが出来ます。
高速リサイクラー2.0を初期投資と思って購入すれば、すぐに元は取り返せそうです。
他のリールへの巻き替えもスムーズ
狙うターゲットによって、ラインの太さを変えたい時なんかにも重宝します。
例えばC3000番リールにエギング用でPE0.6号を巻いていたとして、シーバスゲームをしたくて1号に巻き替える時、高速リサイクラー2.0を使えばスムーズに交換することが可能です。
少しの手間をかけるだけで、わざわざ専用のリールを揃える必要がなくなります。
完璧にラインの塩抜きが出来る
1万円を超えるような高価格帯のラインだと、釣り後は塩を完全に抜き、劣化を防ぐようにしたいものです。
釣行後、リールを水洗いする時にラインも軽く流しますが、それだけでは中まで染み込んだ塩は抜けることがありません。
ラインのメンテナンスをしっかりしてあげることで、以降の釣行でライントラブルも防ぎラインの寿命を延ばしてあげれます。
【まとめ】高速リサイクラー2.0は本当にオススメ
「もっと早くに購入しておくべきだった。」と言うのが正直な感想です。
ラインは消耗品なので、出来るだけ安く購入したり長持ちさせることが大きな節約に繋がります。
PEラインの反転、他のリールへの巻き変えなど、高速リサイクラーを使えば今まで面倒で出来なかったことが簡単に出来るようになりました。
PEラインをよく使うアングラーには特に重宝するはずです。