船酔いしない為の対策と船酔いした時の対処法を伝授

船酔いの対策

せっかく楽しみにしていた船釣りも船酔いすることで台無しになってしまうことがあります。




yossy

そんな僕も船に限らず、乗り物酔いがしやすい体質で船はもちろん電車、バス、タクシーでもすぐに気分が悪くなってしまうほどの乗り物に弱いタイプです。





今回の記事では、実際に試して効果が実感できた方法などを紹介していきたいと思います。

紹介する対策をちゃんと実行すれば、僕みたいな乗り物に弱い方でも釣り始めから終わりまで船酔いすることもなく釣りに集中することが出来ます。

船酔い対策




こんな方にオススメの記事です

  • 船酔いしない為に出来る事前の準備を知りたい。
  • 船酔いに最も有効な市販薬はどれか?
  • もし船酔いしてしまった時は?
  • 船酔いを防ぐ為の食べ物や飲み物のオススメは何か?
目次

事前に準備する船酔い対策

十分な睡眠をしっかりとる

睡眠

経験上、一番大切なことは睡眠です。

釣り前となると、興奮や緊張で眠くなりにくいと思いますが、しっかり寝るようにすることが船酔いしない為に大切なことです。

理解してても寝付けない方も中にはおられます。




yossy

僕も寝付きが良くないので、釣行前日は睡眠をしっかりとる為に「睡眠改善薬」を服用するようにしています。





酔い止め薬との併用は禁止されているので、必ず酔い止め薬を飲むタイミングを計算して服用するようにしましょう。睡眠時間と移動時間を含めて8時間以上経たない場合は服用しないようにして下さい。

薬の効果は6~8時間は持続しており、睡眠改善薬が持続している時に酔い止め薬は飲めないからです。

もちろん、睡眠改善薬が効いてる時間帯に車の運転をするのは危険なので絶対にヤメましょう。





船酔いしない為には空腹や満腹を避ける

消化にいい食べ物

船酔いは空腹でも満腹でもなりやすいものなので、消化のよいものを腹五分目か六分目くらいに抑えておくことが重要です。





食後すぐに乗船することも避けたいので、余裕をもって食事をとるようにしましょう。

乗船の一時間ほど前に軽食をとると良いです。





乗船する前のオススメの食べ物

パン、おにぎり(海苔の付いてない物)、ヨーグルト、ゼリー、うどん





乗船するのに控える食べ物

オレンジなどの柑橘系、ラーメン、ステーキなどの脂っこい食べ物、海藻類





船酔いを防ぐ為の衣服

船釣りの冬の服装
出典 Amazon

寒さを感じると酔いやすくなってしまうので、余分に一枚くらい厚着するようにしましょう。





ベルトなどで締めつけるのもよくないので、ベルトは少し余裕を持たせておき身体を圧迫するような服装も避けて下さい。





春の季節は天候が不安定な日も多く、思ってたよりも冷え込んだりする時があります。

レインウエアやウインドブレーカーなど風を通さない服装をし、インナーで調節するようにしましょう。





夏場は突然の雨にも備えて、レインウエアを用意しておくと良いです。暑いのが苦手だと半ズボンを履きたい方もおられますが、日焼け対策もかねて七分丈のパンツがオススメです。





冬場では、とにかく冷えないように防寒対策するのを優先して下さい。電熱ベストがあれば良いですが、持ってない方はカイロを肩甲骨、お腹、腰に貼ると防寒対策になります。





別記事で紹介させてもらっている、こちらの防寒着は値段も手頃で寒さや雨も防いでくれるウェアとしてオススメです。

寒いと船酔いしやすく暑すぎるのもダメなので、船上では体温管理をしやすいような服装をしていくことが大切です。





船酔いに効く最強の酔い止め市販薬

様々な市販の酔い止めが販売されていますが、やはりアネロンニスキャップが最強





人によっては、副作用が強く出たり特定の疾患がある人は服用出来なかったりするので注意が必要です。




yossy

僕はアネロンを服用すると、喉が渇きやすくなる副作用が出たりします。





服用の仕方は、乗船の30分前に水、もしくはぬるま湯で服用するようにして下さい。

ジュースやお茶、特に柑橘系の飲み物での服用は避けるようにしましょう。





船酔いしてから酔い止めを飲んでも、効果が出る前に吐いてしまうこともあるので乗船前に服用するようにして下さい。





初めて乗船する人の中に「普段、乗り物酔いしないんで、もし酔ったらその時に飲むようにします。」って人もいますが、大体そんな人は手遅れになって船上で地獄を見てます。

アネロンを服用しても酔う人は睡眠時間が十分にとれてない方です。冒頭でも話しましたが睡眠を十分にとることは船酔いにとって最も大切なことなので覚えておきましょう。





乗船場所(釣座)を把握しておく

船の揺れで最も激しい場所は、船体前方(船首)になります。





前方(船首)>後方(船尾)>中央(胴の間)の順で揺れの強さが変わってきます。





特に酔いやすい人は中央(胴の間)を釣り座にするようにして下さい。





偏光グラスをかけておく

海面の反射

偏光グラスをかけることで、水面のギラつきを抑え疲れや船酔いを軽減してくれる効果があります。





一般の人は普段の生活で何時間も揺れる経験などないので、脳がキャパオーバーとなり更に水面のギラつきまで処理をしようとすることで脳への負担が増え船酔いをしてしまうと言う原因もあるそうです。

偏光グラスをかけて、水面のギラつき処理を軽減することで脳への負担も減り船酔いしにくくなると言うわけですね。





酔い止めグッズを使用してみる

手首辺りに乗り物酔いに効くツボ(内関)を丁度いい刺激を与えてくれるようなバンドになっています。





吐き気を和らげ、乗り物酔いを防いでくれる効果があるらしいので、どれだけ事前対策をしても酔ってしまう方は、一度試してみる価値があるのではないでしょうか?





船酔いしてしまった時の対処法

船酔い

どれだけ事前準備をしても酔ってしまう場合もあります。

そんな時に少しでも船酔いを和らげる対処法をいくつか紹介したいと思います。





風にあたる

風にあたり、遠くの景色を見るようにします。船が進行中なら進行方向に頭を向けて遠い先を見るように心掛けて下さい。

楽な姿勢になり、場所に余裕があるなら寝転んだりするのも効果的です。ただ、寝る時は船の進行方向と逆に頭を向けないようにしましょう。





下を向かない(手元に集中しない)

エサや仕掛けを作る時、ジッと手元を見てしまうと船酔いしやすくなります。

エサの交換などはサッとスムーズに交換するようにし、仕掛けやノットなど時間のかかることは船酔いしない人に頼んでやってもらうのも一つの方法です。





酔った時に効果的な食べ物や飲み物を摂取する

船酔いに効果のある食べ物

船酔いした時に効果的な食べ物

チョコレート、ガム、飴

血糖値を上げて脳を活性させ自律神経を安定させてくれる役割があります。

飴だと生姜が含まれている物を選ぶようにしましょう。生姜には胃の粘膜を鎮める効果があるので一石二鳥です。





梅干し

梅干しは特にオススメされており、胃を整えてくれて酔いにくくしてくれる効果が期待できます。





船酔いした時に効果的な飲み物

ペパーミントティーやジンジャーティーが良く紹介されていますが、僕も実際に探してみましたがコンビニやスーパーで簡単に手に入る飲み物ではありません。




yossy

簡単に手に入るような飲み物で、効果が期待出来そうな飲み物を調べてみました。





炭酸水

炭酸に含まれる成分が自律神経を整えて、胃の不快感を軽減してくれるので効果的です。

炭酸水にも柑橘系の成分が含まれている物は飲まないようにしましょう。





コーラ

コーラに含まれるカフェインには感覚の乱れを抑制してくれる作用があるので、炭酸とカフェインの両方が摂取できるのでコーラは乗り物酔いに優れています。





ジンジャーエール

おすすめの食べ物にも紹介した生姜が含まれている炭酸飲料になります。

コーラほど有名ではないですが、ジンジャーエールも船酔いに効果のある飲み物です。





諦めて吐く

事前の対策をしっかりとしておけば、吐くほど酔うことはないと思いますが、中には何をやってもダメな人もおられます。





「もう、どんな対処法をしても回復する兆しがない」って時は、いっそ全部出してしまうようにしましょう。

中途半端に吐くのではなく、全て出し切って下さい。トイレで吐く場合は詰まりの原因にもなるので船頭さんに聞いて許可をとるようにして下さい。





吐き終わったら口をしっかりゆすぐなどをして水分補給をすれば完璧です。

そうすれば船酔いの地獄から一時的かも知れませんが解放されるでしょう。

すっきりした後に飲むタイプの即効性のある酔い止めを飲むのもいいです。

必ず最初に服用した酔い止め薬から4時間以上経ってるか確認して服用するようにして下さい。





【まとめ】船酔いは事前の対策次第

釣果

「大漁に釣るぞ!」と楽しみにしていた釣行も船酔いしてしまっては、楽しめるわけもなく高い料金を支払って地獄を見るだけで終わってしまいます。




yossy

僕も始めの頃はそうでした。





体が船酔いしないほど揺れに慣れてしまえば問題ないのですが、月に何度も行けるものではありません。

今回の記事でまとめた船酔いの事前対策と酔ってしまった時の対処法を実践すれば、乗り物に酔いやすい方でも船酔いすることなく釣りに集中出来るはずです。





その中でも重要な対策は「十分な睡眠、腹五分目、アネロン」これさえ守ればよっぽどのことがない限りは大丈夫です。





船酔いせずに楽しめることを願っています。

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