こちらのロッドはクレイジータコスティックに次ぐ二本目に所有したタコ専用ロッドとなります。
2016年6月に発売されたロッドですが、たまに店頭のタコロッドコーナーで見かけたりオンラインショップで1万円代で販売されています。
こちらのタコスフィールドを購入した理由は「タコ釣りでもテクニカルな釣りをしてみたい!」って理由です。
タコ釣りにテクニック?と思われるかも知れませんが、やっぱり釣りをするなら楽しみたいですからね。
クレイジータコスティックも良いロッドなんですが、ガチガチ系なのでタコエギで広範囲を探る時の感度が、、、壁際を狙うようなタコジグでの釣りには最適なんですが。
秋から冬の大型のシーズンには活躍してくれるんですが、新子シーズンには少しオーバースペック。
そんなテクニカルな釣りをしたくて購入したタコスフィールド TKFC-762Hを紹介させてもらいます。
タコスフィールド TKFC-762Hの基本スペック
製品名 | タイプ | 継数 | 全長(ft/cm) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先怪(mm)/元怪(mm) | ルアー(g) | PEライン(号) | パワー | 使用材料 |
TKFC-762H | BC(ベイトキャスティング) | 2 | 7.6/229 | 118 | 171 | 2/15.2 | 10-180g | 2~8 | H(ヘビー) | カーボン98%,グラス2% |
感度は必要十分
主にタコエギなどを使った広範囲での攻め方が好きなので、ティップはカチカチではなく適度な柔らかさがある方が適しています。
海底に沈んでいる障害物はもちろん、底が砂地か岩礁帯なのかも把握出来るほど感度が優れています。
ティップの先から硬すぎるロッドだと、やはり感度が悪くなり重めのシンカーを使わないとズル引きしてる感覚ですら掴みにくいです。
その点、タコスフィールドは10g~のルアーを扱えるので感度は申し分ありません。
キャストもしっかり決まりやすい
実際に、3.5号のタコエギ×2+10号のオモリを付けてキャストしてみましたが気持ちよく投げることが出来ます。
使ったことはありませんが、バス釣りのビッグベイトを投げるのにも適してるスペックだと思います。
扱えるルアー重量が10g~180gとなっているので、ソルトだけでなくバス釣りなどバーサタイルに使えるロッドではないでしょうか?
今後はハードロックフィッシュにもチャレンジしたいので、このタコスフィールドで始めてみたいと思います。
ロッドの重量が軽いので疲れにくい
やはりタックルの総重量が軽いと長時間の釣行でも苦になることもなく集中して釣りを楽しむことが出来ます。
小刻みなシェイクなどは、重いタックルを使っていると手首への負担が大きく、とてもじゃないですが集中して釣りを楽しめません。
合わせるリールにもよりますが、ショアからの釣りはタックルが軽ければ軽いほど楽になります。
合わせているリールは、ダイワのフネXT150PL-OP
リールの重さは220gとなっており、ロッドとのバランスも良いです
高級感のあるデザイン
ブラックを基調にゴールドのカラーが施されており、1万円代のロッドですが高級感があります。
タコのイラストが格好良くないですか?
エンドキャップの裏にもエンブレムのロゴが入っていて細かい所まで作り込まれてるのが好印象です。
残念だったポイント
バットにX状にカーボンテープが巻かれていますが、最も力が加わるであろうポイントに巻かれているのではなくグリップから近いポイントに巻かれています。
このX状のテープは、ただの飾りなのか?と思えてなりません。
TKFC-762Hの総評
冒頭で話したように「テクニカルに釣りたい」と言う欲求を満たしてくれるロッドです。
ティップは繊細であり、バットはキロオーバーのタコでも難なく引き剥がせるほどのパワーを持っています。
このロッド1本で、ライトショアジギング、太刀魚のテンヤ釣り、ロックフィッシュなど様々な釣りを楽しんでます。
ちょっと無理してる感のある場合もありますが、色々なターゲットを釣りたいけど、荷物が増えるのがイヤだと言う方にはオススメです。
ただ、色々とするならPEは3号までにしておかないと飛距離が落ちます
2016年発売のロッドですが、今使ってみてもトータルバランスが非常に高く本当に良いロッドです。