今年になって頻繁に行くフィールドにブリやサワラの大型青物が回遊してきたこともあり、少し強めのタックルを揃えることになりました。
元々のタックルはロッド(シーバスロッド)=ラテオ110MH、リール=サステイン4000XGとなっておりライトショアジギングタックルとなります。
スペック的にはブリでも何とか穫れますが、ただ大型青物が回遊している情報が出てしまうと、人が多く集まりやすくなります。そのような状況で魚を掛けたら主導権を与えることなく釣り上げてしまわないと、横に走られたりして他の釣り人とオマツリして迷惑をかけることになります。
大型の回遊魚が掛かっても安心して戦えるリールとして、今回は20ストラディックSW 6000XGを選びました。
こちらのリールに合わせるロッドは、21コルトスナイパーBB S100MHとなっています。
別記事でも紹介させてもらっているので、もし良ければ覗いてみて下さい。
スペックや実際に使ってみて、良かった点、残念だった点を紹介していきます。
20 ストラディックSW 6000XGの基本スペック
ドラグ力(最大) | 7kg(12kg) |
自重 | 440g |
PE糸巻量 | 3号300m |
ハンドル1回巻上げ | 112cm |
ハンドル長 | 65cm |
ベアリング数 | 6/1 |
基本性能
- HAGANEギア
- Xシップ
- HAGANEボディ
- インフィニティドライブ
- Xシールド
- Xプロテクト
- AR-Cスプール
- S A-RB
- ワンピースベール
- Xプロテクトforラインローラー
- 海水仕様
SWの上位機にはステラ、ツインパワーとありますがそれらハイエンドリールと比べるには流石に劣ります。
20ストラディックSWの特徴
渋めのカラーリングに一新
前モデルのゴールド×ブラックを基調としたカラーから、ネイビー×シルバーを基調とした落ち着いた渋めのカラーに変貌しています。
シックなカラーリングなので、どんなロッドにも合わせやすいです。
単品で買うと高価なハンドルノブ付き
Ci4+素材のラウンド型ハンドルノブが最初から装着されてるのは嬉しいです。
握りやすく、魚が掛かった時はしっかりとパワーを伝えれるので力強く巻き寄せることが可能となっています。
様々なリールで、色々なハンドルノブを使っていますがショアジギングなどのパワーゲームはラウンド型のノブが扱いやすいのでオススメ。
XGでも巻きが軽い
高ギアになるにつれ、ハンドルの巻きが重くなるのが一般的ですが20ストラディックSWに関してはエクストラハイギアでもビックリするくらい巻きが軽いです。
ジギングでジグをシャクる動作も、バイブなどの巻き物を巻いてくる動作も非常にハンドルを軽く回すことができストレスがありません。
そして番手によって搭載される機能が微妙に異なっており、4000HGと4000XGにはサイレントドライブが搭載されているので、より滑らかな巻心地となっています。
20ストラディックSWの残念なポイント
ドラグノブやスプールリング周りがチープ
いくらリーズナブルなSW機と言っても、このドラグノブとスプールリング周りが高級感もなくプラスチックのオモチャみたいな印象です。
ドラグの調整は釣り中に行う基本的なことなので、頻繁に触る部分でもあるドラグノブはもう少し良い物にして欲しかった。
ドラグノブは残念ではありますが、肝心のドラグの効きに関しては特に不満もなく滑り出しもスムーズで、ちゃんと止まる時にはしっかり止まってくれます。
ただ上位機種に搭載されている、ヒートシンクドラグやタフドラグ&リジットサポートドラグは残念ながら、20ストラディックSWには未搭載となっています。
実釣で20ストラディックSWを使ってみて
巻心地は前述でも述べたように、中価格帯の中では頭一つ抜けているくらいの軽やかさです。
ショアジギングで、40グラム~60グラムのメタルジグをシャクる動作も巻きが軽いので自分のイメージ通りのアクションをすることが出来ます。
巻き抵抗が大きいバイブレーションにしても、今までより明らかに巻きやすくなりました。
剛性感に関しては、サワラを掛けたときボディやローターの軋みはそこまで気になることはありませんが、余裕はそこまであるように感じなかったです。
剛性感、ドラグ性能、操作性のバランスを考えると2万円代で購入できるSW機としては申し分ないリールとなっています。
ショアジギングだけに限らず、オフショアジギングやロックショア、プラッキングにも使え汎用性が高いリールであることは間違いありません。