【初めてのライトショアジギング】基礎を分かりやすく解説

初めてのライトショアジギング
困ったトマト

初心者でも簡単に始められるって聞いたんだけど、ライトショアジギングってどんな釣りか詳しく教えて欲しい。





コロナ禍で釣り人口が大幅に増え、ライトショアジギングから釣りを始める方が特に多いと聞きます。





手軽に始められるライトショアジギングを初心者の方でも分かりやすく説明していきますね。





本記事の内容

  • ライトショアジギングとは?
  • ショアジギングには扱うルアーのウエイトにより三種存在します。
  • どんなタックル(釣具)を使うのか?
  • ライトショアジギングの釣り場
  • ショアジギングをする上での注意点




今回は初めてのライトショアジギングについて、必要な知識を紹介していきたいと思います。





様々な釣りを経験してきた僕にとって、ショアジギングは簡単で大物と出会えるスリルのある楽しい釣りなので、是非こちらの記事を読んで始めてもらえると嬉しいです。





目次

ライトショアジギングとは?

ライトショアジギングとは

まずショアジギングとは、どんな釣りなのかを説明させてもらいます。





まずオフショアジギングとは船に乗って、沖(オフショア)でメタルジグと呼ばれる魚の形に似せた金属の塊を底まで落とし、アクションを加えながらリールを巻き魚を釣るのがオフショアジギングになります。





今回はライトショアジギングです。





「ショア=岸」船に乗るのではなく、堤防などの足場のある所からジギングをするのがショアジギングです。

船からのジギングは、基本的に真下(バーティカル)に落としての釣りになるのですが岸からのショアジギングでは投げないといけません。

「ライト」とは主に比較的軽めなメタルジグ(20~60グラム)を使用するショアジギングとなります。

ライトショアジギング=20~60グラムのメタルジグを使用した丘からのジギングと言うことです。


ショアジギングの一連の動作として

  1. キャストする(投げる)
  2. リールのラインをフリーにしてジグを底まで沈める
  3. リールのハンドルを一回転させながらロッドをしゃくる(この動作を3回~10回ほど)
  4. 手前までジグがきたら、回収して再び投げる

投げた後は手前にジグが戻ってくるまで、②と③の行動を繰り返し行うことです。





釣り場到着時には魚がどの層にいるか分からないので、海底から海面近くまでの全ての層を探るようにします。





アクションの速度を変えることで、食ってくる魚もいるので色々と試してみるようにして下さい。





メタルジグにアクションを加えることで、逃げ惑う小魚やフォールで底に落とす時は弱った瀕死の小魚を演出してくれます。

出典 You Tube




ジギングとは、ウキを使った待つだけのエサ釣りとは違い「しゃくり続ける」動作が必要になってくるので体力も使います。





しかし、主なターゲットである青物はいつ回遊してくるか分からないので常に投げ続けれる気持ちが大切です。





あまりに疲れた時は、メタルバイブなどの投げて巻くだけのルアーもあるのでそちらにチェンジしてみるのも良いでしょう。





僕も信頼してるメタルバイブ3選です。





















ショアジギングには扱うルアーのウエイトにより三種のカテゴリーが存在します





ショアジギング(SJ)

メタルジグ 40~100グラム強程度

ライン   PE2号~5号

リーダー  7号~15号

対象魚   大、中型青物(マグロ、カンパチ、ブリ、ヒラマサ、カツオ)、シイラ、ヒラメ、マゴチ、ハタ

ライトショアジギング(LSJ)

メタルジグ 20~60グラム

ライン   PE1号~1.5号

リーダー  4号~6号

対象魚   中、小型青物(カンパチ、ヒラマサ、ブリ、サバ、カツオ、サワラ)、太刀魚、ヒラメ、マゴチ、ハタ、カサゴ

スーパーライトショアジギング(SLSJ)

メタルジグ 5~20グラム

ライン   PE0.4~0.8号

リーダー  3~4号

対象魚   小型青物(ブリ、カンパチなどの子供)、サバ、アジ、メッキ、カマス、ハタ、ソイ、メバル、カサゴ




yossy

狙う魚種によって、タックルの強さが変わってきます





この中でもライトショアジギングは最も対象魚が豊富で汎用性があり、大型青物がヒットしても獲れないこともありません。





体力のない女性や子供さんなら、スーパーライトショアジギングで手軽にショアジギングを楽しめます。





地域によって、大型青物の回遊が多い所ではショアジギングタックルを使用する方が無難です。





僕の釣りする地域では、大型青物との遭遇率は低いのでライトショアジギングタックルをメインで使うようにしてます。





どんなタックルを使うのか?

ライトショアジギング タックル




ロッドに関しては、長さが色々あります。





近距離なら9ft前後、遠投するなら10ft~を選んでもらえれば良いと思います。

ロッドが長くなれば飛距離がアップし、逆に短ければ操作性がアップします。





迷った時は9.6ftにしておけば問題ないです。





ライトショアジギングでお勧めタックルは別記事で紹介しているので、そちらを参考にして下さい。





ライトショアジギングでの場所選び

ライトショアジギング ポイント

港湾部の堤防

初心者の方にオススメなのが堤防になります。

足場も良く比較的に風や波の影響を受けにくいので釣りをしやすいポイントになります。

ただ条件によっては、回遊魚が少ないこともあります。





外向きの堤防

風や波の影響を港湾部に比べて受けやすいですが、潮通しも良く回遊魚がまわってくる確率も高くなります。

風が弱い時には積極的に外向きの堤防で狙ってみるようにしましょう。





サーフ

サーフは波の影響を受けやすいので天候には注意しましょう。

サーフと言っても様々ですが、ライトショアジギングをする条件としては急に深い水深になっているポイントは青物の回遊があり良ポイントです。

砂浜であれば、青物以外でもヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュを狙えるポイントとなります。





ショアジギングする上での注意点

ライトショアジギング 注意点




これはショアジギングに限らずなんですが、あまりに風が強い日は雨が降ってなくても釣行は避けた方がいいです。





波も高くなり、キャストをしようとしても思うように飛ばせなかったりロッドアクションでの体力消耗も半端ないです。





初心者の方なら風速3以下での釣行をオススメします。





後、足場の悪いテトラなど慣れないうちは避けた方が無難です。





キャストをする時は必ず後方確認をしてから投げるようにして下さい。

人にルアーを引っ掛けると大怪我にも繋がる可能性があるので。





隣との人との間隔が狭い場合は真っ直ぐ投げるようにして下さい。

真っ直ぐ投げれるようになるまでは、混み合ってる所で投げるのはトラブルの元です。

釣り人口も年々増え、僕がよく目にするのは声もかけずに横に割り込むように入ってくる方を見受けられます。

先行者が優先なので、せめてポイントに入る時は声をかけて了承を得てから入るようにすれば、余計なトラブルも回避できるので。

まとめ





手軽に大物を狙うことも出来る、魅力のショアジギングは一度強いファイトを経験すると病みつきになります。





この記事を参考にライトショアジギングにチャレンジしてみて下さい。

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