キス釣りと言えば、本格的な投釣りからエギングロッドなどを使用した「ちょい投釣り」でもキス釣りを楽しむことが出来ます。
今回、紹介するのはアジングロッドやメバリングロッドを使用した「ライトキスゲーム」となります。
ライトタックルでのキス釣りのメリットは、何と言ってもアタリの感度が良く、キスが掛かった時のやり取りが楽しいことですね。
それでは、ライトキスゲームで必要なタックルや仕掛けなどを紹介していきたいと思います。
こんな方にオススメな記事です
- ライトタックルで手軽にキス釣りを楽しみたい。
- ライトタックルでの仕掛けは?
- キスの釣れるポイントは?
- キス釣りにオススメの餌は?何を選べば良いのか?
- ライトタックルでのキスゲームって、どんな釣り?
キス釣りと言えば、遠投竿を使った本格的に「投釣り」やエギングタックルなどを流用した「ちょい投釣り」だと思います。
しかし、最近ではライトタックル(アジング、メバリングロッド)を流用したキス釣りが密かなブームとなっているんです。
ライトキスゲーム、ライトキス釣りなど様々な呼ばれ方をしています。
ライトタックルでのメリットは、「繊細なアタリが取りやすい」「キスが掛かった時にファイトが楽しめる」「手返し良く釣れる」の3点だと思います。
特に初心者の方にライトキスゲームをさせてあげると喜ばれるでしょうね。
ライトキスゲームのタックルと仕掛け
ロッドはやはり、アジングロッド、メバリングロッドが代表的でありライトなバスロッドなども流用可能です。
もし、新規でタックルを購入するのであれば比較的安価でライトキスゲームに適したタックルを紹介したいと思います。
オススメのロッド
メジャークラフト SPX-T702AJI
チューブラートップなので、感度が良くキスのアタリも良く分かります。
メジャークラフト T862M
メバリングロッドなので、バット(根本)にパワーがあり少々の大物が掛かっても何とかなる強さがあります。
ライトキスゲームのみでなく、太刀魚や五目釣りなど他の釣りでも使いたい方にオススメ出来ます。
オススメのリール
21 ナスキー2500
番手はC2000Sでも問題ないのですが、2500番手は汎用性も高く他の釣りにも色々と使えます。
この価格よりも安価なリールはあるのですが、価格の割にシマノの技術特性が数多く使われているので、かなりコスパが高く永く使えるリールなので超オススメです。
初心者はナイロンラインが扱いやすい
太さは、4lb(1号前後)くらいで大丈夫です。
アジングやメバリングタックルの流用で、既にPEラインやエステルラインを巻かれているなら、そのままで問題ないですが、初心者が1からタックルを揃えて巻くのなら「ナイロンライン」がオススメ。
ライトキスゲームでの仕掛け
①中通しオモリの号数はロッドのMAXウェイト範囲で
それぞれのロッドに記載している、最大ルアーウェイトによって使用する号数は変わります。
- 1号 3.75グラム
- 1.5号 5.63グラム
- 2号 7.5グラム
- 3号 11.25グラム
手持ちのロッドや購入するロッドのルアーウェイトによって選んでくれれば大丈夫です。
②サルカン、もしくはスナップ
サルカンやスナップは小さいサイズの物で良いです。
③仕掛け針はケン付き流線針6号
市販のキス用の2、3本針を使っても良いのですが、基本的には1本針になります。
こちらのケン付き流線針は、イソメなどの虫エサが付けやすくケン付きなので、付けた虫エサが外れにくくなっています。
形状も細身のスタイルなので、口の小さいキスも針を吸い込みやすく釣果アップに繋がります。
カツイチ ショアドロップ
カツイチから販売されている「ショアドロップ」を使ってみるのも面白いです。
ハリス止めが付いているので、結ぶことが不要で簡単に付け替えができハリスの長さを調整することで穴釣りに応用出来たりもします。
キス釣りのエサ
アオイソメか石ゴカイ
キス釣りでのポピュラーな釣り餌はアオイソメや石ゴカイとなります。
日中の釣りなら細身の石ゴカイ
特徴は細くて良く動き、身も柔らかいのでキスが吸い込みやすく日中での釣りなら石ゴカイが重宝されます。
使い方は1cmほどにカットし、針を隠すように付けてあげると良いです。
夜釣りならアオイソメ
石ゴカイに比べると太身で、夜釣りをする際は太身であるアオイソメの方がアピール力が高く釣れやすいと言われます。
アオイソメは、4~5cmほどにカットして使うのがポピュラーです。
虫エサが苦手な方には、人工餌(バイオワーム)
初心者の方や女性やお子様など、活餌が苦手な方には人工餌(ワーム)がオススメです。
しかし、本物とはやはり違うので食いは落ちるものの、素材自体しっかりしているのでエサ持ちが良く、一度付ければ何匹か釣っても交換する必要がないのが強みです。
ライトキスゲームでの釣り場と釣り方
キスは主に砂地で生息しています。
堤防や河口、砂浜がキスを釣るには良ポイントです。
キャストした後、底まで完全に沈めてからリールのハンドルをゆっくりと巻き、たまに止めてあげたりすると良いです。
ライトゲームロッドなので、魚がエサに食いついてくると手に取るように分かるので、アタリがあればアワセるようにしてあげるようにします。
群れに遭遇すれば、立て続けに釣れるのでアタリが無くなるまでは同じポイントを狙うようにして下さい。
【まとめ】手軽に楽しめるライトキスゲームは本当に面白い!
今回の記事では、アジングロッドやメバリングロッドでのライトなキスゲームを紹介させて頂きました。
ライトゲームロッドでのエサ釣りは、アタリが取りやすく魚の引きも存分に味わえるので本当に癖になります。
キスと言えば夏の釣りなので、日差しの出ている日中に釣りをする方は十分に紫外線対策をするようにも気をつけましょう。
別記事にて、紫外線対策も載せていますので興味ある方は参考して下さい。
食べても美味しいキスなので、ちょっとした合間などでも仕掛けとエサさえあれば気軽に出来るので是非、楽しんでみて下さい。